運営方針
私たちは人の命の重さをかみしめ、病や障害で悩む人々が人間らしく生きていくことを支援するために全力を尽くします。そのために次のことを実践します。
1. 患者様を自分の家族と思って医療・介護にあたります。
2. 相手の立場に立ってもし自分だったら何を望むかを考えて医療・介護にあたります。
3. 私たちは医療と介護を通じて、患者様の自立を促し、社会生活や家族生活に復帰していただくことを目標とします。
4. 私たち職員は前進と向上のために常に考え学びながら、一致協力して誇りの持てる仕事をします。
5. 私たちはどんな環境にも負けないしなやかでねばり強い組織づくりを目指します。
運営特徴
患者様は日常生活の全てにおいて介助が必要であり、要介護度は平均4.7前後で、食事は経管栄養を行っている方が半数以上です。このような中で、慢性期の治療を継続しながら、少しでもADL(日常生活のための身体機能)向上のための訓練を行い、在宅復帰を目指しています。排泄と食べる能力のレベルアップを大きな目標としています。
自力排泄については、排泄パターンの把握から始め、一人ひとりの状況に合わせた排泄訓練を進めています。食べることについては、医師・看護師・介護職員・言語聴覚士・管理栄養士などと話し合いながら、摂食訓練や口腔リハビリ・嚥下訓練などを行っています。結果が出るまでに時間はかかりますが、患者様の状態に合わせ、可能なことから取り組んでいます。ショートステイの受入れや認知症ケアに力を入れています。