運営方針
・介護保険法の理念を忠実に具現化するように努め、未来のある利用者には自立支援を主体としたサービスを提供し、疾病等によりそれが困難な利用者には家族の介護負担の軽減と、残存能力の維持・回復等により、利用者とその家族の生活の質の向上、それへの貢献に努めると共に生活の質の低下を最低限に留めるように心がける。
運営特徴
当通所介護事業所における「介護」とは介護保険法の趣旨である「自立支援」のことを意味し、既存の能力を奪い、能力の向上を妨げる介助は最低限に抑える。
機能の向上・回復の補助をすると共に利用者の生活をより楽しく、より元気になっていただく為の行為が「介護」である。
当事業所における「自立支援」とは、その利用者が自立した生活を営める能力の維持・向上・回復を支援するものであり、その支援を通じ利用者及びその家族に幸を提供しようとすることである。
当事業所における「自立」とは、社会の中における自立であり、ごく一部の限られた空間でのみの自立を指すものではない。社会の中の1人として尊厳をもって生きること、生きようとすることである。
当事業所における「尊厳」とはその尺度を社会の中の一人ということに置き、ごく一部の限られた人間の中に置くものではない。「尊厳ある生き方」とはより人生を楽しもうとし、今の己の現状に関わらず向上心を持ち続けたまま最期の時を迎えること、その生き方を接した者の記憶に留める事である。
当事業所における「機能訓練」とは、原則として能力の低下を最低限に抑える為のものでは無く、向上・回復する為の訓練であり、今出来ないことを出来るようになること、自分で出来ることに喜びを感じていただくと共にその人生に希望を見出す為の訓練である。
よってその訓練を行うための環境として、バリアフリーで車いすでも容易に移動が可能であるが、段差等を確保できるように努めている。
当事業所では、自らが自身で出来る喜びを感じていただくと共に、出来る限り今を楽しみ、その人生をその人なりに、より楽しく充実した物に変えていく為の支援を行う。
たとえ認知症や精神疾患等の疾病があったとしても、その利用者と家族の生活の質を高める取り組みを行う。