運営方針
1認知症対応型通所介護及び介護予防認知症対応型通所介護を、認知症対応型共同生活介護及び介護予防認知症対応型共同生活介護と協力・連携体制を取るものと位置づけ、人事・財務・物品等の管理については、管理者の責任において実施することとする。また、認知症対応型通所介護と介護予防認知症対応型通所介護は、同一施設内にて一体的に運営するものとする。
2事業の実施にあたっては、各居宅介護支援事業所、各保険医療機関、関係市町村、地域の保健・医療・福祉サービス事業者、そして運営推進委員会などとの連携を図り、協力と理解のもとに総合的なサービスの提供に努めるものとする。
3緊急の事態にも柔軟に対応できる設備、連携体制を整備する。
運営特徴
・1階のユニットを「下ん家」と呼び、2階のユニットを「上ん家」と呼び、それぞれが独立した生活環境を整えながら、一番身近な存在として交流できるようになっている。ホームの行事やボランティア様が来られる時にはどちらかのユニットに集まり、合同で楽しめるように配慮している。上ん家と下ん家の人が行き来する場面も多い。
・近くには美容室や床屋、商店街やスーパー、コンビニ、郵便局がある。時に理美容室が多く、在宅時からの継続に理美容室に出かけることができている。また、市の出店場所にも近く、買い物に出かけるだけで多くの方から声をかけていただき、地域の人との出会いと交流場となっている。
・食事メニューは職員とご利用者とで冷蔵庫を開け一緒に考え、ご利用者の力を借りながら調理し一緒に食卓を囲むようにしている。
・ご利用者の会を月に一度開催し、行事に関する意見をいただいたり、食事の要望をお聞きすることができる。
・外出の希望などもお聞きすることができ、希望に応じて外食や温泉などにも出かけることを支援している。
・茶処『えにし』(カフェ)を月に一度開催し、ご利用者が作ったおはぎやお饅頭などを提供したり、地域の方からカラオケを披露していただき、一緒に楽しめるように工夫している。